Endless Journey

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人と違うことをやる

ある人が、ヒッチハイクについて、こんなことを言っていた。

『よく、ヒッチハイクをしている姿を見ると、だいたいプラカードに“◯◯まで乗せてください”とか書いて沿道に立っている。あんなことしても、ほとんど乗せてくれないよ。走ってる車を止めるのは至難の業だからだ。自分の場合、遠距離トラックの運転手が集まる食堂やガソリンスタンドで待っていて、停まってる車の運転手に交渉する。それで100%乗せてもらえる。で、お礼に缶コーヒーをあげると素直に喜んでくれたりする。若い頃は、缶コーヒー代だけで大阪~東京を何往復もしたよ。』

なるほど~と感心しました。

この人の場合、普通の人がする行動は一切せず、自分なりの方法で、“どうすれば一番効率よく目的が達成できるか”を考えていたのだと思う。
頭の回転の早さで“出来る”“出来ない”の差がでるのだと思うが、私は、もっと至って簡単なものではないかとも思う。

『人がやらないことに、真実のやるべきことが詰まっている』のではないか・・

昔から不満に思うことがある。日本人の国民性なのだろうが、どうして、普通の人はみんな他人と同じことをするのだろうか・・ブランド好きな人。流行を追いかける人。隣が気になる人。などなど・・その他大勢がすることは正しくて、少数意見はダメみたいな感覚・・これが、失敗の根源だということに気付いていない人は多い。世の中での成功者の大半が、人と違うことをやり続けて成功している。

アメリカのメディア王、テッド・ターナーも数々の苦難を乗り越えて、億万長者になった一人である。若い頃、その奇想天外な、でかい目標に友人達からは、『おまえにはぜったいできやしない!』と言い続けられたらしい。
しかし、その友人の言葉を聞いてテッドは“楽しくてたまらなかった”というのだ。『他人がばかげていると思うことには、チャンスが転がっている。だって、競争する人がいないのだから、早く始めることで優位に立てることが出来る。よし、それならば自分が最初にその目標を達成してしまおう』と・・・いつも前向きに考え、それをすごいスピードで実行したのだという。

そんな、考え方に共感せずにはいられない。

今、私も大きな壁にぶち当たっている。誰もやったことがないことには、賛同してくれる人が少数しかいない。反対意見を持っている人たちを納得させるには、すごく大きな労力を必要とする。でも、誰かがやらなければ世の中は変わらない。最初にやることに大きな意味があるのである。

最後にテッド・ターナーの言葉で閉めたい。

『誰かが始める前にやれば、大きな見返りを得るチャンスが生まれる』

なるほどである。

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